プロフィール

 福井キッズコーラスファミリーは、平成25年に福井ソアーベ児童合唱団の後身として誕生しました。

 

 30年間続いたソアーベは、平成24年 指揮者 坪口純朗の死去により解散となりましたが、妻でありソアーベのピアニストであった坪口晴美が遺志を継ぎ、この福井キッズコーラスファミリーを立ち上げました。この名前は「みんなが家族みたいに仲良く活動をする雰囲気を続けてほしい」との思いで、生前 坪口純朗が名付たものです。

 

 指揮者がいなくても歌える童謡を中心に 小さな子どもたちを集めて新しい合唱団を作ろうと発足しましたが、元ソアーベ団員の大学生や社会人も 子どもたちと一緒に練習に参加しています。

 

 ソアーベの「叱らない指導」を継続し、個性を大事にして指導にあたっています。心地よく自然体で歌う ソアーベの精神や雰囲気を引き継ぎ活動する中で、今でも〝ソアーベ〟との愛称で呼ばれることがあります。

 

 発足時から主宰・指導者として団を率いてきた坪口晴美は令和5年に永眠しましたが、現在は3人のスタッフで活動を継続しています。「世のため 人のため」をモットーに、地域のイベントや介護施設にも訪問演奏を行うほか、年に一度のコンサート開催を目標にしています。

 

創設者

坪口 晴美(つぼぐち はるみ)

1937年京都市生まれ。福井大学学学芸学部音楽科卒業。

21年間 公立・私立の音楽教師を務める。その間合唱コンクール入賞、オペラの作曲等を行う。夫と共に1982年「福井ソアーベ児童合唱団」を創設。ウィーン国際音楽祭で特別大賞を2度受賞したほかにも、数々の海外公演を行う。2012年夫の死去と共に解散。

 

2013年夫の遺志を継ぎ「福井キッズコーラスファミリー」を創設、主宰。団員の指導・育成にあたり、ピアノ伴奏にも携わる。ソアーベから引き継いだ「叱らない合唱指導」と「世のため人のための合唱団」というモットーを胸に、子どもたちののびのびとした自然体の歌声を引き出す。ユーモアあふれる指導とほのぼのとした温かい人柄は、子どもたちからも父兄からも愛されていた。202356日、永眠。


指導者紹介

指導

清水 明里(しみず あかり)旧姓:階

元福井ソアーベ児童合唱団卒団生

 

ピアニスト

中野 美波(なかの みなみ)旧姓:木津

元福井ソアーベ児童合唱団卒団生

 

指導補佐

堀江 和佳奈(ほりえ わかな)

元福井ソアーベ児童合唱団卒団生